アスリート(スポーツ)

ユース大会で表彰台を逃した高2男子が、2年で日本代表としてW杯出場を果たすまで 母親からの報告

子供のころから本格的にスポーツクライミングに取り組んでいるK君は、高校2年生の時に、2021年6月のユース選手権(16歳未満)の全国大会決勝で、緊張から本来の力を発揮できず、表彰台に上ることができませんでした。

それがきっかけで石井塾に入塾しました。

そして、その1年8か月後、2023年2月に行われたリード種目のジャパンカップで、W杯優勝者や五輪出場者を抑えて準優勝し、2023年の日本代表強化指定、そしてワールドカップの出場権を獲得しました。

スポーツクライミングは日本選手がとても強く、来年のパリ五輪には種目の関係で間に合いませんが、その次のロサンゼルス五輪の可能性が見えてきました。

ネットで石井塾を見つけたのも、入塾を勧めたのも母親でした。

今回は、その母親からの入塾時の申し込みメール、そして、その2年後の振り返りメールを紹介したいと思います。

スポーツだけでなく、楽器や舞踏などで、全国や世界を目指している子供たちの親のほとんどが、暗中模索しながら、子供の成長を願って一緒に戦っています、

そんな親の目線から、石井塾でのメンタルトレーニングによる、子供の成長と変化についての、この2年間が垣間見れると思います。

ぜひ参考にしてみてください。

まずは入塾時のメールから。


息子は現在高校2年生で、小学4年生からクライミングという競技をやっています。

1週間前にユース日本選手権(全国大会、ワールドユース代表選考を兼ねる)があり、結果から言うと6位でした。

予選は3位で通過し、1位2位の選手ともそれほど大差はなく息子も調子がいいと実感していましたが決勝で緊張してしまい、頭が真っ白になり力が入らず、普段は絶対にしないようなミスもしてしまい実力を発揮する事ができませんでした。

時間がたち、ポツリポツリと言葉がでてきましたが、普段の力が出せれば3位以上には食い込める感覚はあったようです。

この大会には中1から出場し、中3で決勝に進む事ができ8位、高1で5位でした。

去年の決勝もミスをして実力を出し切る事ができず、今回もとなり、だいぶショックを受けたようです。

ほかの大会ではここまで緊張する事は無いようなのですが、ユース選手権の決勝だけは緊張してしまうと話してくれました。

確かに予選の日は朝から元気でしたが、決勝の日は朝から口数も少なくなり、様子が明らかに違いました。(たぶん自分では気づいていないと思いますが)

今回の結果はだいぶ悔しかったらしく、メンタル面の強化という事に意識が出てきました。

9月からシニアのジャパンカップ(全国大会、日本代表選考を兼ねる)ツアー予選が始まり、12月末には高校総体(インターハイ)があり来年3月にジャパンカップ、そしてユース選手権があります。

息子と話し合い高校総体は優勝、ジャパンカップは決勝に進出し日本代表の座を獲得する、ユース選手権では優勝しワールドユース代表を獲得するという目標を立てました。

今回の事でメンタルの重要性に気付き、メンタル面も競技トレーニングと同じレベルで強化していこうという事になりなりました。

決勝で自分の実力を出せる為に頑張りたいようなで、宜しくお願いいたします。


この入塾申し込みメールをもらったのが、2021年6月でした。

そして、2022年2月のジャパンカップは12位(8位までが決勝進出)、5月のユース選手権は3位と着実に力をつけ、2023年2月のジャパンカップで準優勝し、日本代表の座を勝ち取りました。

たった2年でもの凄い成長です。

次に、先日、お願いして書いて頂いた振り返りメールが下記です。


この2年間のメンタルの成長は素晴らしいものになりました。

2年前、表彰台に上がれない悔しさは今でも覚えています。でも今思えばあの事がキッカケで石井先生と出会えたわけですし、先生に教えて頂く事で結果につなげていく事もできました!

金メダル1個、銀3個、銅1個、という成績をおさめる事ができ、とうとう目標だったワールドカップ出場も叶える事ができました!

石井先生に教えて頂くと決まった時、私は一切介入しないでおこうと決め、先生とのレッスンは全て自分で実践して進めて行ってもらおうと思いました。

どんな事をレッスンしてもらってるのかとても気になりましたが、部活と違って常に母と練習を共に行動してることもあって、自立という面での成長にも期待しました。

人と話をするのが苦手ではありましたが、先生とのレッスンはとても意欲的に取り組んでいたのが印象的です。

大学受験の面接も乗り越え、今では目上の人とも自分から会話ができるようになりました。

そして純粋に強くなりたい、成長したいと思えていること、それにはどうしたらいいかということが、クリアになっている事は先生とのレッスンでしっかり学んできたからなんだろうと感じます!

中学生の頃はケガに悩まされ、登れない日は走りに行ったり、泳ぎに行ったり、筋トレを頑張って、ほとんど毎日学校から帰ってきてからトレーニングをしていました。

周りの強い子どもたちはワールドユースに旅立ち、メダルを手に入れ帰国してくるのを横目に、いつか自分もとい気持ちの中、ようやく今年、初めての海外遠征が経験できたのですが、よく諦めずに頑張ってこれたなって思います。

それも先生と頑張ってきたこの2年間があったからだと思います。

本当にありがとうございました!


これまでの経験からも、中学生高校生は短期間で驚くほどの成長を見せることがあります。

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具体的にどのようなトレーニングを行い、彼の成長を引き出したのかについては、後日まとめてブログで報告する予定です。

ただ、この競技の特性を考えると、イメージトレーニングの効果がとても大きく、イメージ力向上が、この結果を生み出したのは確かでしょう。

また振り返りレポートにもあった通り、とにかく頭を使って考えて練習するように導きました。

ただ言われたことを頑張るだけで上達するのは中学高校までで、その先は自分で一歩踏み込んで考える力を高めていかないと、成長が止まってしまうからです。

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メンタルトレーニングは、コーチと選手の相性が大事なので、誰もがこのような結果になるとは言いません。

もし子供さんのメンタルトレーニングに興味を持たれたら、まずはじっくりと、石井塾のウェブサイトの記事(ジュニアカテゴリ)いくつかお読みになったうえで、お試し入塾相談にお申し込みください。

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