塾長の石井です。
メンタルトレーニングを始めるには、メンタルコーチとの相性や方向性がマッチしていることが大事です。メンタルトレーニングの方法は無数にあり、メンタルトレーナーによって、あなたを指導する方法は大きく異なります。
ポジティブ思考、精神分析、気合・精神論、暗示や催眠、スピリチュアル、セルフトーク、ルーティンなど、様々な方法があるのです。
また、サッカーやラグビーといったチームスポーツ・グループ指導が得意なメンタルトレーナーもいれば、ゴルフや野球といった再現性のある個人競技や、繊細な表現力を求められる演奏やダンスが得意なメンタルトレーナーもいます。
下記に、石井塾の5つの指導方針について、簡単にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。また、その下のブログ記事も参考になるでしょう。
目次
結果の出せるマンツーマン指導
肉体改造の「ライザップ」はなぜこれほど成功しているのでしょうか?その答えは「結果にコミットメントさせること」にあります。
何事もコミットメントしないと、結果につながりません。そこでライザップは、顧客に肉体改造にコミットメントさせる方法として、少し費用はかかるけれども、短期間で集中して、担当トレーナーが、マンツーマンで指導するという仕組みを作り上げたのです。それが「肉体改造=顧客満足」という結果につながったのです。
ジャンルは異なりますが、石井塾が、個人指導にこだわってきたのも、同じ理由です。本をたくさん読んで、新しい考え方を知ることは大事ですが、それだけではダイエットも英会話もゴルフも上達しません。正しい方法を、地道に続けることが、最大の結果につながるのです。それを後押しするためには、マンツーマン指導が望ましいと考えます。本当に真剣に、自分を変えたいと思っているのでしたら、メンタルトレーニングの個人指導をお勧めします。
メンタルトレーニングは、思考法ではなく、メンタルスキルを高める訓練
石井塾では、本来、トレーニング(訓練)というものは、繰り返しによって習得すべき「能力・技術」だと考えます。だから、メンタルトレーニングとは、「メンタルスキル(技術)」を高めることだと思うのです。
プラス思考や根性も大事ですが、いつでも再現できるメンタルスキルこそ、本番で力を発揮したり、苦手な人の前でも平常心でいるために必要な要素なのです。
このようなメンタルトレーニング哲学に基づき、石井塾では、正しく繰り返し練習することで、着実に上達させることができる、下記のメンタルスキルを中心に鍛えていきます。
- 集中力
- イメージ力
- 直感力
- 休息力
- 感情コントロール
- ストレス回復力
これらのメンタル技術が身につくにつれ、平常心や、「ゾーンやフロー」といった究極の集中体験ができるようになるはずです。
呼吸法とイメージトレーニングを中心とした徹底指導
このようなメンタル技術・能力を習得するための方法はたくさんありますが、石井塾で、特に力を入れているメンタルスキルトレーニングは次のとおりです。
- レゾナンス呼吸法(平常心メソッド)
- ルーティン
- イメージトレーニング
- バイオフィードバック訓練
これらの方法は全て、思考法ではなく、筋トレや野球の素振りと同じ、繰り返し行う訓練です。そして、これらの繰り返しによって、メンタル技術は少しずつ向上するものです。
全てのメンタルトレーニングの中で、呼吸法は、一番効果が高いメンタルトレーニングです。まだまだ「深呼吸の延長」くらいで考えられている人も少なくありません。それでは本当にもったいないのです。石井塾では、まずは呼吸法を確実に習得することを目指します。ここまでやるのですか?というくらいまで徹底的にやります。そして、それを本番前のルーティンに組み入れるのです。恐らく、ラグビーの五郎丸選手も、イチロー選手も、ルーティンの時に呼吸をコントロールしていたはずです。
そのうえで、一番大切なのは、ずばりイメージトレーニングです。極論すれば、イメージトレーニングによって、イメージ力が高まれば、集中力・感情コントロールなどのメンタル能力は一気に高まります。
しかし、これが本当に難しい。最近では、イメージの重要性が語られ始めているので、スポーツコーチや教師なども、すぐに「イメージして」というアドバイスをすることが多いのですが、実際には、何を、どうイメージして良いのか、わからないのが実情ではないでしょうか?
石井塾のノウハウは、このイメージトレーニングを、イメージが苦手な人でも、わかりやすく、色々なサポートツールを使いながら、少しずつマスターしていけるようになることです。イメージは技術なのですから、最初は上手くいかなくても、正しく練習していけば、必ず上達します。
ココロの見える化
でも本当に、集中力やイメージ力が技術だとしても、本当にメンタルトレーニングで上達するものなのでしょうか?
その心配は不要です。石井塾では、メンタルトレーニングをやりっぱなしにしません。考えかたを測ることは難しいですが、メンタルスキルであれば、客観的に測定することができるのです。これも、石井塾がメンタルスキルにこだわる理由の一つです。筋トレと同様に、あなたが習得するメンタルスキルは、専用機器(バイオフィードバック機器)を用いることで、客観的に上達度を確認し、測定し、記録していきます。
バイオフィードバック機器を使うと、呼吸法がどれだけ上手くできているのか、イメージが鮮明に出ているのか、次のような生体指標で客観的に測ることができるのです。
- 心拍数・心拍変動
- 発汗
- 筋緊張
- 脳血流
- 脳波
例えば、呼吸法やイメージトレーニングが上手くできているかどうか、これまでは自分の主観的な感覚でしかありませんでした。だから、どんなに練習を重ねても、それで本当に上達しているのかどうかわからないのが実情でした。間違ってやっていても、それに気づいて修正することができないのです。
しかし、バイオフィードバック機器を使うことで、一般的には目に見えないと考えられている「心=メンタル」を、様々な形で「見える化」してトレーニングできるのです。これこそが、石井塾のノウハウの一つです。
学習において最も大切なのは「手ごたえ」と「フィードバック」
メンタルトレーニングも、筋トレと同様に、地道なトレーニングの繰り返しです。正直、決して楽ではありません。
筋トレであれば、それなりの効果は目に見えるし、実感しやすいのですが、メンタルトレーニングの場合は、なかなか見ることができません。
だから、ひとりでやっていると、途中で挫折してしまう人も少なくないのです。だからこそ、石井塾ではマンツーマン指導にこだわっています。そして、「見える化」にこだわっています。
学習において大事なのは「手ごたえ」と「フィードバック」であり、マンツーマン指導も、メンタル技術の習得も、「見える化」も、それを実現するための方法です。
石井塾では、たった1回の指導で、あなたを大きく変えることはできません。しかし、あなたが、自分が本当にメンタル面で成長しているのか、客観的に把握しながら、着実に自分を変えていきたいと考えるのであれば、その最大のお手伝いができると思います。そんな我慢強いあなたの入塾をお待ちしています。