あがり症の克服

書痙の克服事例:社内の書類へのサインだけ手が震える30代SE

Sさんは30代後半のプログラマー。顧客企業に常駐し、システムの管理や監視を行っています。Sさんの悩みは、作業日報や管理簿といった書類に、自分の名前を記入するときに、手がひどく震えてしまうことでした。汚い字でも、なんとか書けることがほとんどでしたが、ひどいときには、手が固まってしまうので、なんらかの理由をつけて、あとで提出するようにしていました。

初めての書痙は、大学4年生の時でした。GUM01_PH04004とにかく、書類へのサインがダメで、プライベートでは、例えば、銀行や宅配などでの記入は全く問題ありません。

心療内科を受診し、薬を処方してもらったこともありますが、薬に頼ろうにも、書類へのサインは、突然依頼されることが多く、なかなか上手く使えないというジレンマもありました。

もともとあがり症であったSさんは、2年ほど前に、悩みを克服できるとする自己啓発CDを購入し、それをほぼ毎晩30分ほど、半年以上、聴いて、自分でメンタルトレーニングをしていたそうです。

そのCDの効果からか、あがり症は自分でもかなり克服できたそうなのですが、最後まで、書痙の症状だけは消えず、このまま嫌な思いを引きづりたくないとのことで、インターネットでたまたま見つけたメンタルトレーニング石井塾の門を叩きました。

以前、このブログで取り上げた下記の例も参考になったそうです。

メンタルトレーニングで書痙を克服したサラリーマンの体験談学生時代から15年近く、人前で書くときに手が震えてしまう書痙という症状に悩んでいた30代のサラリーマンのメンタルトレーニング体験談を紹介します。書痙がどのように改善していったのかがわかりやすく書かれています。...

結論からいえば、5-6週間のメンタルトレーニングで、ほぼ書痙の症状はなくなり、気持ちよく卒塾されました。前述の通り、Sさんは、毎晩CDを30分聴くなど、とても地道なことができる人で、呼吸法もとてもまじめに取り組みました。

また、イメージ力が、もとからかなりあったほうなので(石井塾には客観的にイメージ力がわかるノウハウがあります)、書痙が起こる場面で、効果的にイメージを使うことで、短期間で、心身をかなり上手にコントロールできるようになりました

Sさんのケースは、少し出来すぎの部分があります。というのも、多くの場合、イメージ力がない人が多く、イメージ力をつけるためのイメージトレーニングに時間がかかるからです。ですから、誰もがこんなに簡単にメンタルトレーニングで改善するわけではないことは、ご理解ください。

いずれにせよ、大学時代から抱えていた書痙が、こんなにすぐに改善したことに、驚き、喜んでいました。ただ、自己啓発CDで、半年で、克服できたあがり症は、もっと早く改善したと思います。

 

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