アスリート(スポーツ)

メンタルトレーニングで大きな成果が期待できるプロスポーツとは?

いきなり結論から言ってしまえば、石井塾のメンタルトレーニングの成果が一番期待できるアスリートは、プロ野球選手(投手・打者ともに)です。

最大の理由は、ごく一部の超一流選手を除いて、選手間の実力差が少なく、メンタルな要素がとても大きい競技だから。

ちょっとした不安や迷いがプレーの質を大きく下げ、反対に自信や集中力がプレーの質を高めます。本当にわずかな差の中で、選手たちはレギュラー・試合出場を目指して競争しています。

また、試合数が多いことも、石井塾のメンタルトレーニングの効果が出やすい理由です。

  1. 試合前の準備を十分にイメージで行う
  2. 本番では「考えないで感じる」を実践する
  3. 試合後にしっかりと振り返る

こういったことメンタルスキル(技術)として習得し、継続的に試合の中で磨いていくことを繰り返していくことで、必ず試合から何かを学び、成長できるようになるからです。選手間のほんの少しの差は、こういったことで十分に埋められるし、一気に追い越せる可能性があります。

これまでプロ野球選手の入塾は1名だけですが、その選手は、戦力外になった直後にメンタルトレーニングを開始しましたが、新天地でのチームですぐに、2軍から1軍に昇格しました。もともと打撃が得意な選手でしたが、自分でも認識していた「プレーの質のムラ」がなくなり、安定した守備が評価されてのことでした。

アマチュア野球の選手であれば、これまでも何名かいましたが、6大学野球の選手など、レベルが高ければ高いほど、すぐに成果を残せた傾向があります。

プロ野球選手だけでなく、プロを目指している社会人野球や大学野球の選手もぜひ、メンタルトレーニング石井塾の門をたたいて欲しいと思います。プロ野球に近い実力であればあるほど、それまでの殻を破り、大きく飛躍するチャンスがあります。

その次にメンタルトレーニングの成果が期待できるのは、競馬・競艇・競輪といった公営競技の選手たちです。プロ野球と同じ理由で、試合数が多いからです。本番が多ければ多いほど、そこから学べる機会が多いのです。

しかし、プロ野球と違う点は、選手間の力の差がはっきりしているので、中位・下位の選手がメンタルトレーニングで一気にトップ選手になれるかというと、その可能性は小さいと言わざるをえません。

ですから、トップ選手はより安定した成績が出せるようになるものの、トップを狙う選手は、勝ったり負けたりを繰り返すことになります。それでも地道に続けていれば、必ず変化は現れるし、成績アップはデータとなって残るでしょう。

ゴルフに関して言うと、短期的にメンタルトレーニングの効果が期待できるのは、実力や実績があるのに、明らかに調子を崩しているプロゴルファーに限ります。何らかの理由で短期的にスランプに陥っているプロゴルファーにとっては、早めに対処することで、メンタルトレーニングの効果が期待できます。

https://ishii-juku.jp/blog/referedprogolfer/

女子プロゴルフを見ていて思うのは、高校・大学から、プロテストを一発合格し、そのままの勢いでQTを突破し、20歳前後でツアーに参戦したものの、2-3年のうちにツアーでの予選落ちが続くようになり、そのままツアーから消えてしまう選手が少なくないということです。

プロゴルファーになって、練習環境が整ったにもかかわらず、予選落ちが続くのは、技術的な問題ではなく、何らかの原因で試合で萎縮するようになってしまっているからで、勢いでツアーに参戦していた頃のほうが、技術的には未熟でも、プレーに迷いがないので、結局はいい成績が残せるのです。こういった理由で低迷している女子ゴルファーのメンタルトレーニングは効果があります。男子プロゴルフは勢いでツアーに参戦できるほど甘くないのが実情です。

それ以外のゴルファーにとって、メンタルトレーニングが意味がないかというと、そんなことはありません。結局のところ、ゴルフは技術であり、その技術は一朝一夕で身につくものではなく、地道で正しい練習の中で培われていくものです。

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また、大事な試合で負けたりすると自信をなくすし、感情的に不安定になるのは仕方がないことです。そういった感情の悪影響を最小限にし、できる限り前を向いて、挑戦し続ける姿勢を持ち続けるために、メンタルトレーニングは役に立ちます。その意味ですぐに結果を出せるということではないにしても、ツアーを目指すゴルファーにとってメンタルトレーニングはとても大事なものです。

その他、モータースポーツや格闘技といった競技も、トップにいる選手ほどメンタルトレーニングの成果は出やすいです。つい最近も、モータースポーツの若い選手が、入塾2週間でヨーロッパの試合で結果を出しました。

反面、ダーツやボウリング、ビリヤードといった競技は、メンタルの要素が強い競技であることは間違いないですが、ゴルフと同じく、実際には「技術」の要素が大きく、これまで実績を残していない選手が一気に優勝するということはありません。男子プロボウリングの遠藤プロで、全日本プロボウリング選手権を制覇できたのは、普段の努力と、地道な7年間のメンタルトレーニングの賜です。

いずれのスポーツ・アスリートにせよ、石井塾で取り組むメンタルトレーニングは大きく3つ。それは、

  • 平常心と集中力を保つための呼吸法
  • 本番で力を発揮するためのイメージトレーニング
  • 本当の技術を高める練習計画の見直し
レゾナンス呼吸法で、いつでも平常心を再現できるようになろう!レゾナンス呼吸法TMとは、塾長が提唱し、商標登録している呼吸法のやり方です。 海外の医学・生理学・スポーツ心理学の論文に記載されて...

もともと力のあるトップ選手は、時間のかかる「練習計画の見直し」の必要が少ないだけ、成果が出るのが早いだけであり、プロ野球は全員が実力者なので、結果が出やすいのです。

あなたがプロ野球選手でないとしても、実力的にほんの少しの差で凌ぎを削っている世界にいて、試合数や本番が多いのであれば、騙されたと思って、ぜひプロのメンタルトレーニングの門を叩いてみてください。

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