塾生(音楽家)からの報告20140404

以前もこのブログで取り上げた、音楽家のAさんから、先日のセッションで嬉しい報告がありました。
>>ある音楽家の入塾理由

それは、先日出演したオーケストラのソロパートを、ほぼ練習通りに、完璧にこなせたとのことでした。

自分自身のソロコンサートよりも、オーケストラのソロパートが、よりプレッシャーが高いらしいのですが、いずれにせよ、プレッシャーがかかる本番において、これまで完璧に演奏できたのは、過去30年以上の音楽生活においても初めてとのことです。

Aさんは、とても慎重な方ですし、非常に高いレベルで演奏されています。

ちょっとやそっとの出来では、自分をなかなか褒めませんし、満足しません。まだ次はわからないと言います。

そんなAさんが、先日のソロ演奏は自分で完璧だったと言えたのですから、相当良かったのでしょう。

私もとても嬉しくなりました。

人生のほぼ全てを音楽に捧げている人にとっての、その最大の自己実現のお手伝いができたのですから!

ただ、Aさんは、高いレベルで演奏しているだけあって、メンタルトレーニングへの取り組みも半端ではありません。

忙しいスケジュールの中、しっかり時間を取って呼吸法を行い、試行錯誤しながらイメージトレーニングを行っています。

今回も、ちょうど事前のセッションで指導したイメージの効用や、その種類や方法についての講義と、課題として与えた本をヒントに、Aさんなりに、本番前に最も落ち着くことができるイメージを複数作ることができたことが、大きな成功要因でした。

本当にプレッシャーのかかる場面で、本当に短時間でストレスをコントロールするには、呼吸法だけでは実は弱いのです。そこにどう自分なりのイメージを組み入れていくかが大事なのです。

こういった試行錯誤ができるのも、やはりそのレベルまで到達したプロならではなのですが、音楽家は、やはり繰り返しの大切さを知っているので、私のトレーニングとは相性がとても良いです。

メンタルトレーニングの方法としては、暗示や催眠で、一時的に自信をつけさせ、演奏を良くするという選択肢もあるのですが、そのような自信は、しばらくすると、ちょっとした出来事で剥がれてしまうことが多いものです。

しかし、時間をかけて、繰り返しの練習によって習得した感情コントロールのテクニックは、日によって多少ぶれることはあっても、そう簡単にはなくならないものです。

私が目指しているのは、そんな地道な、そして骨太のメンタルトレーニングです。

なお、そのAさんの2回目の脳波測定を3月に行っています。

半年前の入塾直後に測定した脳波と、やはり想定した方向に変わっていました。詳しくは近々、別ブログ「塾長の脳の探求」で書いていきたいと思います。

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