イメージトレーニングの効果を「見える化」する

スポーツ心理学や自己啓発などで、イメージトレーニングの重要性が語られています。

あなたはやっていますか?上手くできている実感はありますか?

石井塾では、イメージや集中を「見える化」して教えることを得意としていますが、今回は、そのひとつの方法を教えます

次の心拍グラフをご覧ください。これは石井塾で使っているエムウェーブPC版というソフトウェアの画面です。

これは、石井塾に3年通っているボート選手の高橋君に、2000メートルのレースイメージをしてもらったときに、心拍数を測定したものです。

takahashi_imaginary2

 

トータルで8分間、心拍数を測定しています。

最初に2分間は、安静にして、平均値を探ります。これを見る限りでは55拍くらいです。

CapD20150119_2次に、私の合図とともに、2000メートルのレースイメージをしてもらいました。

ボート競技は、序盤の2-300メートルがスタートダッシュをかけます。そして、中盤はスピードを維持しながら、終盤にスパートをかけるのが普通です。

このグラフを見てのとおり、心拍数もほぼそれに合わせて増減しています。序盤とゴール地点の心拍数は65-68拍くらいで、最高になっています。

そして、ゴールのイメージのあとは、一気に下がり、たったの1分間で、元の平均値55拍に戻っています。

このイメージをしてもらっている時、傍から見ていましたが、高橋君はほぼ動いていません。表情も穏やかで、呼吸も特に荒くなっていませんでした。

実際にボートを漕いでいるときには、心拍数は180拍くらいまであがるそうですが、イメージだけでも、10-13拍くらい上がるのが分かって頂けたかと思います。

イメージの研究でわかっていることは、運動のリアルなイメージすると、それだけで体が勝手に反応して、心拍が上がったり、汗をかいたりするということです。

つまり、別の言い方をすれば、イメージをしているときに、心拍が上がれば、そのイメージが正しくできているという客観的な証拠になるのです。

バイオフィードバック装置を上手く活用すれば、このようにイメージトレーニングの効果を「見える化」できるのです。これこそが石井塾のノウハウのひとつです。

しかし、より大切なのは、どのようにイメージを指導するかということ。それが難しい。

5秒イメージするのは簡単ですが、5分イメージするのは、なかなかできません。

5分以上、しっかりとイメージし続けられるように指導することにこそ、本当の意味での、私のノウハウがあります。

imaginaryイメージトレーニングの方法は、心理学の教科書や、インターネットに書かれていますが、あくまで断片的で、多くの人が、そこから学ぶことはありません。

何々を具体的にイメージして!と言われても、多くの人はできないものです。

ただ、もともとイメージ能力が高い人というのはいるので、そういった人だけが、特別に練習することなく、できるようになっているのです。

トップアスリートであっても、イメージ能力が低い人は大勢います。

高橋君も、3年前、初めてイメージトレーニングを指導したとき、まったくイメージを作ることができないでいました。同じように心拍数を測定してみましたが、全く変化はありませんでした。

それが上記のように自在に心拍数を変化させられるようになるまで、イメージをリアルにできるようになったのです。

先月末に入塾したプロ野球選手も、同じようなテストを行ったところ、全く心拍数が上がりませんでした。彼もまた、イメージが苦手で、これまで全くできたことがなかったそうです。

初のプロ野球塾生、誕生

入塾してから3週間で、やっと少し心拍数を上げられるようになっていました。

これから地道にイメージを鍛えていき、ネクストバッターボックスで、ヒットやHRを、いくつものパターンで、リアルに、イメージができるようになったとき、大きく飛躍できると思います。

 

 

 

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