ジュニア(中高生)のメントレ事例 本番トラウマの克服

5歳から空手(型)を始め、中学では全国大会に出場、高校でもインターハイに出場していた女子高生Tさん。高校2年の冬の大会で演武したときに、ある技のところで大きく体がぐらついてしまい、その減点で大事な試合で敗退してしまいました。

その試合の雪辱を誓い、次の大会に向けて猛練習し、準備万端で春の大会を迎えました。顧問の先生からも、その調子であれば上位を狙えるとのお墨付きも得ていました。しかし、試合本番になった途端、体の重さを感じ、とくに前回の大会で失敗した技ができなくなり、またしても完敗してしまったそうです。

2大会連続で同じ技で失敗したのですが、それ以降、普段の練習でやる時ですら、「その技に入る直前に体が硬直しまい、その状態で無理やり技に入ると、体がぐらついてしまう」ようになってしまいました。また、その状態が続く中で、その技が含まれる「型」を演武するときには、もう全体的におかしくなってしまっていました。他の「型」であれば大丈夫なのです。

自分では原因がわからず、また顧問の先生や、道場の先生に相談しても、精神的な弱さを指摘されるだけで、とにかく気持ちで負けずに、練習を積みなさいと。しかし、どんなに頑張っても、体はぐらついてしまうのため、どんどん悩みを深めてしまっていました。「また次の試合でも体が動かなくなってしまったら・・・」と考えると、怖くてたまらなかったそうです。これまでの空手活動の集大成でもあるインターハイ予選本選に、気持ちを上げていきたいのに、モチベーションはあがらないし、練習するのが辛い状況に陥っていました。

そんな中、母親と相談し、母親が石井塾を見つけて、お試し相談に申し込んできたのです。地方在住だったので、お試し相談と初回セッションは母親同伴で受講し、それ以降は、全てFacetimeでの動画セッションでした。

結論からいえば、メンタルトレーニングを開始してから2週間以内に、普段の練習の中で、その技を打つときに、それほどぐらつかなくなってきました。またその2週間後くらいに、試合ではないものの、大勢の前でその「型」を打つことになりましたが、それもなんとかかんとか演武することができました。

そして3ヶ月後に迎えたインターハイ県予選では、完璧ではないにしろ、その「型」をぐらつくことなく、演技することができ、県大会優勝を勝ち取りました。さらに、その翌月のブロック大会では、試合本番で、本人いわく「これまでで最高に体を抜いてできた」とのことでした。さらに2ヶ月後のインターハイ本選が終わったあとに、母親から貰ったメールが次です。


塾長 石井様 

お世話になっております。インターハイ県予選後の報告をさせていただきます。6月末のブロック大会ですが、三回戦で準優勝の選手と当たり、2対3で敗退しました。その試合で***を打ったのですが、本人は「今までで最高に力抜いて打てた。体が軽かった」と、インターハイでも緊張しないでできる、と自信がついたようでした。そして2ヶ月後、先日のインターハイですが、第1ラウンドで予選落ちでした。第1ラウンドからは、約100人中30人が第2ラウンドに進めるので、狭き門ではありました。試合の結果としては奮いませんでしたが、当日の本人の表情、雰囲気ともに柔らかく、1月の選抜大会の時とは別人のようでした。試合で打った***も、練習のときと同様にのびのびとしており、私も試合を観ながら「これで負けたらしょうがない」と思いました。

実際負けてしまい、直後は本人も泣いていました。しかし、今回は全力で戦って負けた悔しさでの涙でした。1月の試合のときは、「足が動かなかった」と足を叩きながら、力を出しきれなかった悔しさで泣いていました。負けたとはいえ、高校最後の試合を納得のいく形で終わることができて、満足しております。本人も「緊張しないで練習通りに打てた。力を出し切って負けたから」と、やりきった様子でした。高校での部活は引退となり、今後は受験勉強中心の生活になりますが、最後の試合で力を出しきれたことで、気持ちを切り替えて勉強に取り組めそうです。今回教えていただいた呼吸法やイメージトレーニングは、今後もいろんな場面で娘の助けになると思います。石井塾長には、本当に感謝しております。ありがとうございました。


典型的な本番トラウマですが、お試し相談でTさん親子の話しを詳しくヒアリングした段階で、彼女のトラウマ克服はそれほど難しくないとは思っていました。その理由として、1)トラウマを抱えて失敗した回数が少ない(期間が短い)、2)競技的にそれほど繊細な体の動きを求められるものではない、というのが大きかったです。ただ、3ヶ月後のインターハイ県予選までに間に合うかどうかは、約束はしませんでしたが、とにかくすぐにメンタルトレーニングを開始することになりました。

実際に定期的にセッションを重ねていく中で、私が思った以上に、Tさんが呼吸法やイメージトレーニングを習得していったことが、短期間で改善できた大きな要因かと思います。

また、精神論が色濃く残る空手においては、学校の部活では、ただひたすら反復練習をさせることが一般的だったのですが、インターハイ県予選や本選に備えて、できる範囲で、できるだけ反復練習をしない練習に切り替えさせたのですが、Tさんは私を信じて(早い段階でぐらつきの軽減が実感できたからか)、練習の組み立て方も、素直に私の指導を受けて入れてくれたことも大きかったと思います。

実はTさんは、それまでも呼吸法やイメージトレーニングは自己流でやっていましたが、効果を感じることができないでいました。やはり自己流には限界があります。もしそれだけで、呼吸法やイメージは効果がないと思いこんでしまっていたら、石井塾の門は叩いていなかったかもしれません。

いずれにせよ、もうダメだと諦めずに、専門家の門をたたいたのが、一番の勝因でしょう。


全国レベルのジュニアは、与えられた課題に真剣に取り組む姿勢を持ち、また、長年染みついた考え方の癖などが少ないので、石井塾のメンタルトレーニングの効果が出やすいというのが、これまでの指導経験から感じています。ジュニア(中高生)のお申し込みの際には、必ず下記の注意点を、事前によく読んでからお願いします。下記ページからのお申し込みには特典があります。ただし、希望者全員のお試し相談、入塾を約束するものではないことをご確認ください。

ジュニア(中高生)のお申し込みの注意点

 

 

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