肩の力、本当に抜けていますか?
スポーツにしても、演奏にしても、大事な場面では、肩の力が入ってしまいます。そして、それが指先や体のコントロールを難しくさせて、本来の技能を発揮できない大きな要因になるものです。

トップクラスになればなるほど、その微妙なずれが、大きな結果の違いをもたらすものです。石井塾では、大事な場面で「肩の力が抜けるように」、言葉で指導するだけでなく、これも「見える化」して指導していますwggle1

それが筋緊張・筋電(EMG)のバイオフィードバック訓練です。

右の写真は、私がゴルフ雑誌『ワッグル』の取材を受け、「ついにわかった!劇的に向上できる 力の抜きかた」という特集記事において、あるアマチュアゴルファーに、肩の力の抜きかたを、バイオフィードバックで指導したときのものです。

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ワイヤレス筋電計を用いているので、コードに邪魔されることなく、実際にショットを打っているときの「筋緊張」を測定できます。これはゴルフに限らず、テニスのサーブ、野球のピッチングなど、「静から動」の競技に応用できます。

そして、下記のグラフは、そのアマチュアゴルファーに、肩の力をしっかり抜くようにお願いしたときの、筋緊張の推移です。測定時間は約1分です。

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緑ラインが「首」、黄ラインが「肩」の筋緊張(EMG)

バイオフィードバック訓練後に、再測定したときの筋緊張のグラフが下記です。

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後半部分の、肩の筋緊張(黄ライン)に着目してください。およそ半分になっています。

恐らく、このアマチュアゴルファーは、バイオフィードバック訓練を体験しなければ、一生、この本当に肩の力が抜けた感覚を体験できなかったでしょう。なぜなら、自分は既に肩の力を抜くことができていると思い込んでいたからです。

このようなことは、このアマチュアゴルファーに限らず、私が指導したほぼすべての人にあてはまります。

この取材に同席していたゴルフプロが言うには、肩の力を抜くことを覚えた後のショットは、明らかに、以前とは違っていたそうです。

バイオフィードバック法で、実際に筋緊張が低下するのを客観的に確認し、本当の意味で肩の力を抜くことを覚えれば、大事な場面でも、リラックスできるようになるのです。

下の動画は、プロボクサーが、どうすれば肩の力を抜けるかどうか、色々と模索しています。肩と首にセンサーがついています。