フローゴルフとは、ゴルフへの向き合い方を、自分への挑戦として位置づけ、日々試行錯誤し、そのプロセスで起こる最高の集中状態「フロー」を目指す姿勢です。その基本理念は、ゴルフの帝王、ジャック・ニクラウスの次のコメントに集約されています。

チャレンジすることは決して楽なことではない。しかし、私にとって自分の限界への挑戦とその克服こそがスポーツする理由のすべてなのだ。それに打ち勝ったときの高揚感は、人生で最高に興奮する瞬間だといえる。それはライバルに勝ったからではなく、最大の敵である自分自身に打ち勝つことができたからだ。

『ジャック・ニクラウス自伝』

フローゴルフで、人生の自己実現を!

ゴルファー向け「フローゴルフ」コースは、ツアープロから社会人ゴルファーまで、フローゴルフの理念を共有する全てのゴルファーが対象です。フローゴルフの目標は、ゴルフを通した自己実現であり、生き方改革です。また、次のような経営者や社会人も歓迎します。

  • 生活は順調だけど、なにか物足りない
  • 今からでも自分の限界に挑みたい!
  • 昔のようにゴルフに打ち込めるようになりたい!

イップスやあがり症のゴルファーも大歓迎です。今は苦しくても、時間をかけて、そこから「フローゴルフ」を目指しましょう。

フローゴルフを実践していくことは、地道な努力を必要としますが、少しずつ集中力や練習の質が高まっていきます。そして、フローがラウンド中に起こると、素晴らしい成績やスコアが残るだけでなく、お金では買えない喜びが生まれます

プロゴルファー(及び志望者)は、フローゴルフで、結果に一喜一憂せずに、より高いレベルでのプレー機会を目指して、地道に頑張るためのエネルギーをもらえます。社会人ゴルファーも、許される環境の中で、できる限りの挑戦を続ければ、それなりのフローを体験できますし、もっと上達したい、うまくなりたいというモチベーションを与えてくれるでしょう。

フローゴルフを体験するために、主にメンタル面でできることについて、石井塾のこれまでのノウハウを投入します。

フローに入っていると、なんの努力感もなくゴルフができるんだ。頑張って良いショットを打とうというよりも、むしろ自然になるという感じだ。技術的なことをあれこれ考えたりせず、何もかも自然でリズミカルにできてしまう。

デービス・ラブⅢ世

フローゴルフで取り組む内容

フローの研究からわかっていることは、フローは生活や仕事、練習の質と結びついており、日々をどう過ごすかによって、フローは自分で起こす可能性を高めることができるものであるということ。フローは「起こるもの」ではなく、「起こすもの」。そのために必要なことをしっかりと頭に入れて、準備をすることが大切です。

本コースで取り組む内容は、ゴルファーの抱える課題や状況、レベルによって多少異なりますが、大きく次の5つになります。

  1. 感情制御のメンタルスキル
  2. ラウンド毎の目標・テーマの設定と振り返り
  3. フローゴルフをより深く理解する
  4. イメージトレーニング
  5. 集中力と学習効果を高める練習方法への転換

感情制御のメンタルスキル

ラウンドが思うように進まなかったり、ナイスショットがデポットに入ってしまっていたときに、イライラを抑えられなくなったり、ネガティブな感情を引きずってしまうことがありませんか?自分ではコントロールできない出来事にイライラしていては、自分でフローへの扉を閉じてしまうことになります。

ゴルフにおいて、いつも順風満帆であることはありません。どんなに努力したとしても、失敗や不運なできごとは必ず起こります。大事なことは、そのときに自分でどんな対応ができるということ。感情を荒らげたり、不必要に落ち込んだりしても、あなたの思う結果は得られません。

感情のコントロールは、フローゴルフを長く地道に続けていくうえで、大事な基礎となります。呼吸法やイメージなどメンタルスキルは入塾してすぐに、集中的にトレーニングしていきます。

ラウンドテーマの設定と振り返り

ラウンド目標をどう設定するか?ツアープロも含め、多くのゴルファーが犯しがちな誤りは、目標スコアにすることです。確かに、その可能性があるうちは、確かに適度な集中力を持ってプレーすることができます。しかし、その可能性がなくなった途端に、残りのホールは「消化試合」になってしまい、適度な緊張感や集中力を保ちにくくなります。

しかし、ラウンド目標を、「1日をとおして、リズムよくスイングする」とすれば、スコアや成績に関わらず、最終ホールまで適度な緊張感や集中力を保つことでき、後半もフローに入れる可能性が残ります。こういった「結果に依存しない」目標設定をラウンド毎に設定し、振り返ることはとても大事なのですが、できている人はとても少ないのが実情です。

フローゴルフをより深く理解する

数多くのUSPGAプロを指導する米国人メンタルコーチ、ジオ・ヴァリアンテ博士の著書『フローゴルフへの道』(水王社/2014)は、フローゴルフを理解する上で、とても大切な次のようなキーワードを上手く説明してくれています。

  • 習慣化
  • コントロールのパラドックス
  • 自動化と調和
  • 周辺意識と中心意識
  • エゴ志向と熟達志向
  • C-S一致
  • 挑戦を楽しむ姿勢

石井塾では、呼吸法やイメージなどのメンタルスキル訓練とあわせて、これらのキーワード・基本概念に関する講義やディスカッションをとおして、より深くフローゴルフを理解し、実践し、継続できるように支援します。

いいゴルフをするコツは、コントロールしようとする心を手放すことで、コントロールを得るということにある。

スコット・キャメロン

これらの中でも一番大事なものは、「挑戦を楽しむ姿勢」です。この姿勢を維持できないと、ゴルフは単に辛いものになってしまいます。なぜなら、毎回満足のいく練習やラウンドなんてできないのですから。

ゴルフもパッティングも楽しむことにしたんだ。ゴルフで私が失うものなんて何もないんだから。パッティングも入ればもちろん嬉しいけど、はずれてもにっこり笑って、「よし次こそ入れてやろう」と思えるようになったんだ。

カミロ・ビジェカス

イメージトレーニング

ゴルフはイメージ力が問われる競技であり、イメージ力があればあるほど、集中力、感情制御、ショットの向上、技能の上達、試合前の心理的準備など、様々な場面で役に立ちます。イメージトレーニングは、究極で万能のメンタルトレーニングです。

一般的に、ゴルフの実力が上がれば上がるほど、イメージ力は上がっていくものですが、上級者やプロでも、なんとなくのイメージしかできていないことも少なくありませんし、社会人ゴルファーでもイメージ力を強化することで、上達の階段を早く登れる可能性は高まります。

石井塾では、メンタルトレーニングの基礎として、呼吸法を一番に教えていますが、メンタルトレーニングで一番大事なのはイメージトレーニングだと考えていて、効果や目的別に、10種類以上のイメージトレーニングを指導しています。

また、イメージというのは、通常、主観的なものと考えられていますが、イメージも客観的に「見える化」して、誰でも方向性を間違えることなくトレーニングできる工夫もしています。イメージトレーニングを単なる暗示として使うのではなく、目的にあわせて、体系的・科学的に指導できることが、石井塾の最大の強みです。

集中力と学習効果を高める練習方法

延々と練習し続けているアマチュアゴルファーを練習場でよく見かけるが、彼らの練習は集中力を欠き、これではいたずらに疲労を重ねているようなものだ。こんな練習ではむしろゲームに弱くなってしまうだろう。

ジャック・ニクラウス

学習効果についての実証研究から、単純な反復練習は、上達につながらないだけでなく、上達を遅らせる可能性が高まることがわかっています。例えば、練習場に行き、ドライバーを連続で何発も打って、後半にナイスショットが連発したしても、それはその時の満足にしか過ぎないのです。来週の試合では使えません。
>>参考ブログ記事「反復練習の神話」

ドライバーを中長期的に上達させたいのであれば、ドライバーを連続で打つのではなく、アイアンやチッピングといった他のショットや、イメージなどを間に挟む必要があります。もしくは左素振りをすることで、先ほどの運動残像を脳から消去する必要があります。こうすることによって、1打1打に集中力が求められますが、新しい技術は定着しやすくなるだけでなく、応用が求められる場面でも使えるようになるのです。

このような学習理論は、少しずつ知られるようになっているので、どこかで聞いたことはあるかと思います。しかし、頭では分かっていても、なかなか継続は困難です。なぜなら、ドライバーを連続で打ったほうが、ナイスショットが出やすく、練習の満足感が得られやすいからです。本番でも使える技術を養うためには、脳に負荷をかけることが大切であり、そのために、どのような練習方法を立て、中長期的に実践していくことが大事です。反復練習よりも、練習の満足感は下がりますので、それをメンタル面でサポートしながら、レベルや目的に応じた練習計画の立てることを支援します。

 

ゴルファー向けのプログラム

短期集中コース (6回)

短期集中コースは、およそ2か月の集中コースで、60分or75分のセッション×6回となります。どのレベルのゴルファーでも、フローゴルフの基礎となる平常心・集中力といったメンタルスキルを習得する時間に充てます。具体的には、次のようなアプローチを行います。

■ レゾナンス呼吸の完全習得
■ オリジナル・ルーティンの設定と習慣化
■ 各種イメージトレーニング
■ バイオフィードバック 集中力トレーニング(心拍・脳血流)

レゾナンス呼吸は、その他のメンタルスキルの基本となります。レゾナンス呼吸を完全に習得し、習慣化しないことには、イメージトレーニングや、脳波の集中力トレーニングはできません(できたとしても、続きません)。

ですから、まずは、このレゾナンス呼吸の完全習得を目指します。多くの場合、この2か月の集中コースで、これから向かうべき方向性が明らかになるはずです。これらの基礎とあわせて、フローゴルフを目指す上で基本的な考え方、大切なポイントなどの講義やディスカッションを行います。

費用は、受講者によって異なります。ツアーに参加しているプロは一部成果報酬制であり、経済的に厳しいプロや研修生は割安になっています。詳しくは費用のページをご覧ください。

※「携帯エムウェーブ」の無料レンタル特典つき

定期フォローアップ

短期集中コースのあと、より長期的なスパンでのフローゴルフを目指し、ゴルフパフォーマンス向上、目標達成、そして、ここ一番での能力発揮を目指す方のためのプログラムです。

月に1-2度の定期セッションを受けながら、試合の目標設定や、ラウンドテーマの設定、結果の振り返りなどを行います。ツアーや競技に参加されているゴルファーには、プロ・アマ問わず、試合や大会毎のテーマ設定や、その振り返りを行います。1年は短いようで、長いです。目標を見失わずに、長期的に成長できるように、定期面談でトレーニング課題を出していきます。

中長期的なコーチングでは、コーチとの相性、また、どのような信頼関係を築くことができるかが、長期的成長を実現するためには、とても重要です。短期集中コースを受講したうえで、定期フォローを受けるかどうか決めてください。

また、超多忙な方には、出張トレーニングも可能です。費用は別途応相談ですが、ご検討ください。

石井塾ゴルフ定例会

塾生と、条件を満たしたOBだけが参加できるゴルフ定例会です。月に2-3回のペースで、主に千葉県成田近郊で開催します。参加は自由です。フローゴルフを目指して頑張っている仲間との交流の場であり、情報共有の場です。詳しくは定例会のページがあるのでご参考ください。

石井塾ゴルフ定例会の詳細

まずはお試し相談から!

お試し入塾相談(90分・有料)では、塾長自ら、カウンセリング形式にて、あなたの話をまずはじっくりと伺います。

これまで数多くのプロアスリート、演奏家、棋士など、多種多様のプロフェッショナルとのメンタル支援の経験から、ゴルファーの抱えている課題の裏にあるもの、伸び悩みの原因などをあぶり出します。もし何か悩み(イップス・あがり症・トラウマなど)を抱えているのであれば、その症状を詳しくお伺いして、それがどのように改善する可能性があるかをお伝えします。考えている以上に、こういった問題は、すんなりと改善する可能性がありますし、反対に、石井塾のメソッドでは、効果が期待できないこともあります。当塾では、それをまずは正直にお話しします。

また、フローゴルフでどんなことを目指すのか、どんなトレーニングをしていくのかについて、説明しますので、疑問点があれば、直接質問できます。

お試し入塾相談で、コーチとの相性、トレーニング方法などを確認したうえで、短期集中コースに進むかどうかを決めることができます。なお、石井塾では、無理な入塾を勧めることはありませんので、どうぞご安心ください。