演奏の緊張やあがり症

塾生(ピアニスト)の声20150821

今回も、石井塾に3年通っている音楽家(ピアニスト)の声を紹介します。

ピアノのリサイタルや発表会で緊張してしまう人は多く、これまでもプロ・アマ問わず、多くの方が石井塾の門をたたいています。これから入塾を検討している人にも参考になるかと思います。

jukusei_tanakay

石井塾を選んだ理由は、「緊張」を科学的に分析しているところでした。

tanaka-s実際の講義でも、石井先生は様々な知識とテクノロジーを活用し、「緊張」を数値化し、受講生に示してくれます。そのデータを元に、地道なメンタルトレーニングを実践していきます。

しかし、自分なりの創意工夫もたくさん求められます。そこで発見したものを石井先生に相談すると、先生は豊かな知識と柔軟な思考から次々に斬新な対応策やアイディアを出してくれます。そういった繰り返しをしていくうちに、自らの緊張のメカニズムをより把握できるようになりました

私の場合、人前に出ると無意識のうちに空気を吸い込む回数や量が増えていました。本番中に肩が上がり、指の柔軟性が失われる、また余計なことが浮かんでしまったのも、この呼吸に原因があったようです。正直、この原因にたどり着くまでには少なくない月日が必要でしたが、今では「吐く」ことを演奏と結びつけた一つの技術として念頭に置きながらピアノを弾いていますが、以前に比べると「いつも」に近い演奏ができるようになってきたと感じています。

根性論、また単なる心理学的な観点からとも異なる石井塾の講義を私は強く推奨します。


先日、招待状を頂き、彼のピアノリサイタルに行ってきました。

ベートーヴェンの、とても難しそうなピアノソナタを、1日に7曲(1曲30分弱)もこなす、ピアノリサイタル(2部制)でしたが、準備だけに1年以上をかけ、普段の仕事の中(音楽教室の運営、音楽イベントの企画運営など)をこなしつつ、1日に数時間以上は練習していたことに、本当に頭が下がります。

音大を出ても、ピアノ演奏を仕事にできるのは、本当に限られた人たちだけです。演奏で人を感動させることのできる音楽家は、本当に羨ましい職業ですが、そこにたどり着き、維持するには、才能だけでなく、努力を続けられることが、必須なのでしょう。

CapD_118

 リサイタルホール@オペラシティー


<2018年5月追記>
これまで演奏活動だけでなく、音楽教室経営、音楽イベント企画などマルチに忙しく活動してきましたが、今年、一線での音楽活動に終止符を打つことを決断ました。その最後のコンサートが第一生命ホール(晴海)での、アマオケとのブラームスピアノ協奏曲でした。石井塾もそれに伴い退塾されましたが、7年近くのお付き合いとなりました。

自分を変える第一歩

塾長メルマガへの登録で、塾長書籍「ここ一番に強い自分は科学的に作り出せる!」を一冊丸ごとPDFダウンロードできます。また、最新情報をお伝えするとともに、無料メール講座、特別割引、動画講座やzoomセミナーなどの案内も致します。登録後、不要であれば簡単に解除できます。

塾長メルマガ登録