姿勢の大切さ

今月から、石井塾に新しく、プロのピアニストが来ています。

演奏会やコンテストなどで、色々と考えてしまい、なかなか思ったようにピアノが弾けないことが多いそうで、石井塾の門を叩きました。

石井塾では、必ず、初回のセッションで、レゾナンス呼吸の基本を丁寧に指導します。

レゾナンス呼吸の際に、大事なことのひとつが、姿勢です。

望ましいのは、座禅を組む時のように、まっすぐに(地面に垂直に)背筋を伸ばし(椅子に座ったまま)、そのまっすぐ伸びた背骨の上に、頭がい骨が乗っかるようにすることです。こうすることで、頭の重さを、首で支えない、不自然な力が入らない姿勢になります。

同時に、ただ弛緩するというよりも、適度な緊張感も生まれてきます。

私は、この姿勢を「椅子座禅」と呼んでいます。

彼女にレゾナンス呼吸を、その正しい姿勢で行うように指示したところ、彼女は自分では、指示されたように、まっすぐに背筋を伸ばすように意識したそうですが、首が実際には少し前に出てしまっていました。

これは、私が、その姿勢を横から見たときに気づいたものです。そこで、それを修正し、必ず正しい姿勢でレゾナンス呼吸を習慣化するように伝えました。

翌週のセッションで、彼女は、呼吸法の練習だけでなく、ピアノを弾く時にも、指摘された首の位置を注意した姿勢にしたところ、肩から腕にかけての力が抜け、ピアノの鍵盤を叩きかたが大きく変わり、より望ましい、遠くに響く音がでるようになったと、報告してくれました。

自分では、なかなか毎日安定して、思ったような音がでないと悩んでいたそうですが、姿勢を変えただけで、ずっと音が良くなったことに驚いていました。

余計な力が入っていない姿勢の大事さがわかってもらえた、とてもよいケースだったので、ここで報告させてもらいました。

 

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