草野球選手が、1年後の大会に向けてメンタルトレーニング。その結末は?

40代会社員のNさん。草野球をやっており、職場で行われる年1回の野球大会での活躍に向けて、昨年秋に入塾しました。

入塾のきっかけは、過去数年の野球大会において、守備においても、打撃においても、いつも練習でできていることが全くできなくなってしまうことでした。10年前は練習試合などでは、「4番でサード」として結果を出していたにも関わらず、数年前から不安や緊張から、あまりに本番で打てなくなり、またエラーもしてしまうため、昨年の野球大会では「8番でライト」いわゆる「ライパチ(チームのお荷物的な意味)」に格下げされてしまいました。

それどころか、大勢の同僚やその家族の前で、ひどいエラーをしてしまい、また、その動揺もありバッティングも散々で、途中交代の憂き目にもあいました。

野球大会は年に1回なので、リベンジできる機会は1年後なのですが、悔しいし、とにかく早めに対策を立てたいということで、本番11か月前にお試し入塾にやってきて、そのまま入塾しました。

11か月、地道にメンタルトレーニングを重ねて、また、春から始まった練習試合などでも結果を出してきたので、本番前最後のセッションでも、それほどやることも多くなく、私も安心して送り出すことができました。そして報告を待ちました。

そして、先日、本番後に迎えた初めてのセッションで本人から直接報告を受けました。

結論からいうと、大会当日の朝のキャッチボール中に「肉離れ」を起こして、試合に出場することすらできなかったそうです。。。。。

その大会で活躍するために頑張ってきたN君の落胆度合いは私の想像を超えていると思いますが、それでも、これまで石井塾でやってきたことを振り返ると、得たものは多かったと言ってくれました。

実際、当初の目的は草野球でのパフォーマンス向上でしたが、メンタルトレーニングで日常生活も大きく変わったそうです。日々、なんとなく抱えていた漠然とした不安や悩みは入塾1カ月でかなり軽減され、それに伴い、職場の人間関係や営業ノルマへの向き合い方が変わったそうです。また、野球以外のスポーツ親睦会(ゴルフ・ボウリングなど)での良いところを見せることができるようになったそうです。

また、仕事でもスポーツでも、ちょっとしたことで焦り、その状態を引きずってしまうことで、パフォーマンスの低下が起こっていたようなのですが、これも大きく改善したそうです。これまではどうしたら良いかわからなかったそのような場面で、自分でどのように対処すべきなのかが具体的にわかり、実際に焦りをコントロールできることが多くなったそうです。

ほぼ1年をかけた目標達成は、あり得ないくらい不運な出来事によって、来年まで延期になりました。ちょうど受講終了の時期が重なっていたのですが、これからも少しずつ仕事や、野球以外のスポーツ(今はゴルフの予定)において、私のアドバイスを受けたり、メンタルトレーニングの成果を実感したいとのことで、受講は当面続けることになりました。

一般会社員が入塾する場合、通常、なんらかの明確な目標(大会やプレゼンなど)や、悩みを抱えているケースがほとんどです。これまでは、その問題が克服できたときには、継続せずに退塾してしまうひとが多かったのですが、最近では、月1回の継続コースで2年3年と続けるひとが増えてきました。

私にとってはこれは嬉しい方向性です。というのも、石井塾で行うメンタルトレーニングは地道にスキルを磨くものです。スキルは、より多くの場面で使っていけば、さらに精錬されていきますから。

また、現在、塾生の2/3は、アスリートや音楽家、経営者などの専門職・技能を持つ人たちですが、こういった人たちの取り組みや考え方を伝えることができていることで、彼らの潜在能力とモチベーションを引き出せているのではないかなと思います。

 

 

 

 

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