以前もこのブログで取り上げたアマチュア登山家のMさん。
>>なぜひとは山に登るのか? 

その後、山岳ガイドの資格を取得したとのことで、ある意味、もうアマチュアではなくなりました。なお、山岳ガイドの資格を取ると、その資格証を提示することで、登山用品などは、いつでも40%オフになるそうです。

そんなことはさておき、そのMさんとの先日のセッションで、2つの嬉しい報告がありました。

1)奥多摩のロッククライミング練習において、先月、何度チャレンジしても登頂できなかった5-10の岩壁を登ることできたこと。

2)八ヶ岳での自主クライミング練習において、登頂まであと2メートルというところで、乳酸がたまり、両腕が全く動かなくなったものの、一呼吸いれたところ、最後のひと踏ん張りができて、登頂できたこと。

5-10とは、岩壁の難易度レートのこと。著名な岩場にはこのレートがついている


八ヶ岳においては、一緒にいた同じ技術レベルの仲間は登頂できず、ただ一人Mさんだけが登頂したことに仲間も驚いたそうです。そして、その成功理由を聞かれたときに「実はメンタルトレーニングをやっているんです」という言葉が出たそうです。

ところで、Mさんの入塾理由の一つが、頂上まであと少しのところでの「ひと踏ん張り」ができないことを克服したい、ということでした。

当時は、最後で頑張れないのは「気持ちで負けてしまうから」と考えていて、メンタルトレーニングでなんとかしたいと考えたそうです。

お試し入塾相談のときに、その希望を伝えられたとき、私は正直に、「精神論や根性論でメンタルを強くする方法を、私は教えることができない」と伝えつつ、「それ以外の方法で、最後の山場を踏ん張れるようになるメンタルトレーニングなら、教えることができるかもしれない」と伝えました。

というのも、これまでの指導経験と、彼女の話から、最後の最後に、あとひと踏ん張りができないのは、気持ちの問題だけではなくて、そこに至るまでのエネルギーの使い方に、改善点があることが、なんとなくわかったからです。

例えば、

不必要に肩に力が入ったままクライミングを続ければ、余計なエネルギーが必要になります。

息があがってしまって、心拍数を落とせないでいると、エネルギーが余計に消費されます。

迷いがあると、動きが遅くなったりして登頂に時間がかかり、エネルギーが余計に消費されます。

このように考えると、「あとひとふんばり」で大事なことは、それまでに余計なエネルギーを消費しないことが、大事なポイントとなってくるのです。

これならば、私のメソッドで可能です。肩の力を抜く、心拍を早く戻す、迷いを追い出すなど、呼吸法やイメージトレーニングでできるからです。

そして今回、それをMさんは証明してくれたのです。だから、私にとっても、とても嬉しい報告でした。

もちろん、この3か月、彼女が地道にメンタルトレーニングをしていた成果であることを忘れてはいけません。ジムで筋トレをするときにも、できる限りクライミングシーンをイメージするなど、地道な努力と工夫をされていました。

ただ、話を聞いていると、まだまだ余計なエネルギーを使っている場面があります。

先日のセッションでは、ある具体的テクニックを教え、次回のセッションまでに、それをどのようにクライミングに応用できるか、宿題を出しています。



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