専門職

プロの将棋棋士でも、ミスのあとの平常心が難しい

今、石井塾には、プロの将棋棋士がみえられています。

色々と話を伺っていて、意外だったのは、アマチュアならともかく、プロの棋士となれば、対局でミスなんて犯すことはなく、理詰めできっちり将棋を指すものと思っていましたが、なかなかどうして、ミスやうっかりも結構あるそうです。

そして、メンタル面で、何より難しいのは、ミスをしたあとに、平常心を保つことだそうです。ミスをしたあと、それはそれで受け入れて、また平静に、その局面から差し手を考えるのが理想だそうですが、どうしても、ミスを挽回しようとか、隠そうとか、つじつまをあわせようとしてしまい、その結果、自ら墓穴を掘ってしまうことが少なくないそうなのです。

でも、これって、ほとんど全てのスポーツ競技、演奏、仕事に共通することだと思うのです。

例えば、ゴルフにしてみても、難しいのは、ミスをしたあとです。順調にラウンドできていても、ちょっとした油断から、短いパーパットを外したり、OBを打ったりしてしまうと、そこから一気にスコアを落としてしまうということは、本当によくあることです。

株取引にしてみても、勝てると思っていた取引で損失を出してしまうと、つい熱くなって、取引が大きくなってしまい、それが大負けにつながってしまう。

ミスのあとに平常心でいることが、本当に難しいのです。

そして、究極の認知能力(予測能力)をもつ将棋のプロ棋士でもそうなのだから、100%、ミスのあとのミスを防ぐことはできないということです。

だから問題は、平常心を保つ確率をどうやってあげていくか?どのようにメンタルを鍛えるのか?どのようなメンタルトレーニングを行うのか?になると思います。

これから、そのプロ棋士には、そのための技術、心拍や脳の調整法を、さらに高めていってもらいます。これまでのところ、順調に変化を感じることができているようで、短期集中コースのあとも、継続して受講されることになりました。

将棋の世界は、まだまだ精神論が幅を利かせているようなので、石井塾のメソッドで、どこまで成績を伸ばせるのかが楽しみです。

 

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