前回の続きですが、ロンドン五輪では、柔道の日本代表は、結果として、絶不調でした。

北京以降、篠原監督は、絶対に負けない選手育成を掲げて、強化合宿を繰り返していたそうです。

ただ、今回の結果に終わり、強化合宿が多すぎたために、逆に選手のコンディションが悪化してしまっていたことを指摘されています。

実際、石井塾に来ていた宇高選手から話を聞くと、強化合宿は、本当に地獄の辛さだそうです。多くの選手は、この練習を乗り越えれば、本当に自分は強くなれる、そう信じられるほどの厳しさだそうです。

それはそれでメンタル強化につながるのでしょうが、厳しい練習を乗り越える「気持ちの強さ」と、「本番で力を発揮するメンタル能力」の「違い」は、理解されていないように思います。

格闘技というと、「気持ちの強さが勝負につながる」と思われがちです。もちろん、その要素はとても大きいし、本当に強い選手は、気持ちも強いです。

しかし、反対に、冷静に、これまで練習してきた技術を、正しく発揮することも、同じくらい求められるのです。

大舞台になればなるほど、選手のほとんどは、緊張から、体がかたくなります。

俺は緊張なんてしない、という人でも、実は気づかないだけで、大勢の人前に立てば、絶対に体の変化は起こるのです。

体に起こる変化(=ストレス反応)をきちんと感じ、修正する方法を身につけることを指導することが、多くの監督やコーチはまだ気づかないでいます。

ひたすら練習をして、絶対の自信をがあれば、心は強くなる

この言葉は決して間違いではありませんが、絶対ではないのです。

個人的には、フィジカル練習に費やす時間の一部を、メンタルに振り向ければ、それだけで本来の力を発揮できたはずで、メダルの数も増えたと思うのです。

実際、宇高選手の柔道人生において、「気持ちで負けない」といったようなメンタル論以外の指導を受けたことは、石井塾に来るまでなかったそうです。

 



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