あがり症の改善薬とドーピング規制

あがり症を改善できる薬、本当にあるんです。

それは、ベータ遮断薬(ベータブロッカー)や抗不安薬などで、本番直前に服用することで、一定の効果は期待できます。

CapD20141130_2世の中には、本当にひどいあがり症のひとが少なくなく、プレゼンや発表会などで、本当にひどい状態に陥ってしまいます。

薬によっては、服用後、強烈な眠気に襲われるなどもありますが、ビジネスマンや演奏家であれば、このような薬を飲むことも、飲まないことの悪影響を考えれば、選択肢の一つかもしれません

実際、ある音楽家から聞いた話では、オーケストラの本番前には、ここかしこで、薬らしきものを口に入れている団員が少なくないそうです。

しかし、アスリートの場合はそうはいきません。

ドーピング規制のため、このような薬を服用することは禁じられているからです。

http://www.globaldro.com/jp-ja/

上記のサイトで検索すれば、簡単に、手元の医薬品やサプリメントが、ドーピング規制に入っているか、競技毎でわかります。

たとえば、ベータ遮断薬の商品名のひとつは「プロプラノロール」というものですが、これを日本・競技者・ゴルフで検索すれば、すぐに禁止とわかります。

ベータ遮断薬は、アーチェリーや射撃などでも禁止のようです。でも、体操は大丈夫みたいですね。

意外なのが、ソラナックスやメイラックスといった抗不安薬が、禁止になっていないこと。

これを服用すれば、かなり過緊張は抑えられると思いますが、でも、眠気などの副作用があるので、やっぱりスポーツには向きませんね。

石井塾では、こういったものに頼らずに、自分であがり症をコントロールするためのトレーニング理論と方法を伝授しています。

こういった薬で、あがり症が改善するメカニズムがわかってしまえば、反対に、薬に頼らないで、同じ効果が期待できる方法を組み合わせれば良いのです
>> あがり症克服メンタルトレーニング

ただし、薬よりも時間はかかりますし、楽ではありません。

ドーピング規制にかかわらず、薬に頼りたくない人や、これまで薬に頼っていたけれども抜け出したい人が、大勢、石井塾の門を叩いています。

ところで、今回、上記のサイトであれこれ検索していてわかったのですが、私が知る限り、あがり症の軽減効果があると考えられる「ある物質」が、どの競技でもドーピング規制に入っていません。

まあ、薬ほど効果は強くないし、持続もしませんが、臨床実験での使用効果は認められているし、副作用もほとんど報告されていない物質です。ある別の目的での、子供たちへの利用が、多くの研究者や臨床家によって推奨されているほど、安全性は高いものです。

塾生・OBで、しっかりと講義を復習している人は、「もしやDHEAでは?」と思うかもしれませんが、惜しい、違います。

DHEAは、経口摂取では効果はありませんし、実は禁止薬物になっています。

基本的には、こういったものに頼ることは他力本願であり、石井塾のポリシーにも合わないので、ここで書くつもりはありませんが、副作用もないので、本当にここ一番、という場面を迎えた人にだけ、そっと教えるつもりです。

 

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