先日、テレビを見ていたら、脳波を測定することで、男女の相性が15秒でわかるというアプリが紹介されていました。

ブレインキス 次世代型相性診断アプリ

パーティーグッズとしては面白いのでしょうが、脳波に本気で取り組んでいる私としては、とても複雑な心境です。

ひと言でいえば、この商品は、何の根拠もないし、不正確だからです。

この商品は、アメリカのNeuroSkyという会社が開発したものを、日本のベンチャー企業がライセンスを受けて、商品化しています。

そのベンチャー企業は、この相性診断だけでなく、ネコ耳というわけのわからないものも販売しています。

数年前には、東芝が、NeuroSkyと提携し、この装置を取り扱っていましたが、即効で撤退を余儀なくされました。

まあ、ゲームとしては割り切れば、これらの脳波ガジェットは面白いのかもしれませんが、正確でないものが出回りすぎてしまうと、脳波への信頼が落ちてしまうのが心配です。

この商品が、なぜあまり信頼できないかについて、塾長ブログ「脳の探究」で、近々に取り上げたいと思います。

そもそも、生体データで恋愛診断をするんだったら、脳波よりも、心拍や発汗を測定したほうが、よっぽど簡単です。

発汗は、嘘発見器で使われているくらい、正確なんですから。

また、脳波でも、事象関連電位(ERP)というデータを使えば、本当の恋愛診断もできるかもしれません。今や、ERPが、嘘発見器(脳指紋)として使われ始めているのも事実だからです。

ERP(P300)を用いたうそ発見についての記事

 

 

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